続? ジャンクちゃん大不調

ジャンクちゃんこと魔改造X60sがついにFan Errorを吐くようになりました。
Fan Errorは「起動時のファン回転数チェックで、回転数が不明だった」という趣旨のエラーで、実はEscキーを押すと無視して軌道続行できるんですが(笑)、ファン音がより一層大きくなってこれはあかん、と分解を決意。
【まずはキーボードを外して】
1)キーボードを外すとファン自体は露出するのでファンを拝見。
→埃による回転不良ではない模様。埃が詰まってる場合はエアダスターで吹き飛ばすか、ピンセット類や綿棒で除去するなど。ダスターのガスが云々という話もありますが、自分は気にしませんね…
2)回転が起動直後に何故か止まるので、エアダスターを吹き付けながら起動する(強制的にファンを回転させる)。
→エラーを吐かずに起動。ファン回転数検知系は生きてる。起動後数秒で止まるものの、起動直後、起動後はファンが正常に稼働するので、ファン電源系もファン系も生きてる
しかし音が従前の「うるさい時」比でも倍くらいうるさい。しかもヒートシンク近辺のネジが弄った覚えもないのに3箇所中2か所が舐められてるという。
まぁ爆音の理由はグリスの摩耗だろうと当たりはつくわけで、ファンを分解することに。
X60sのファンは金属カバーで3箇所の爪止めだったので、折り取らないように気をつけながら爪を曲げてカパっと外す。
ファンの軸にグリスを塗って戻す。しかしFan Errorは直らない(起動直後1~2秒回って止まり、起動後は動くのだから、あきらかにBIOSかどっかの制御ソフト系がおかしい…)。
強制起動すると従前の爆音が嘘のように静か…というかほぼ無音レベルまで低下。正直驚きまくりでした。
ファン制御アプリでCPU温度を見ると70℃に届かないところで推移。CPU情報をCoreTempで見ると設計上限温度は100℃らしいのでまぁ大丈夫だろうということでこのままつっぱしることに。ファンアセンブリを取り外そうにもネジ山対策グッズがないのでファンが基盤から簡単には外せず、アセンブリの手配も大変(若松で買うとなぜか¥10k、ヤフオクで送料込み¥4k、国際発送とかだとさらに時間がかかるので、正直液晶改造キットを譲ってもらった方に余剰パーツがあれば融通してもらえないかと相談したいところでした)なので、ファンが静音化されてしまった以上メリットが薄い、ということでこのままつっぱしることに。
【ジャンクちゃん故障歴】
液晶全損→(作業ミスにより)右16ライン欠けのSXGA+液晶に交換。同時に上半身をX60のベゼルにし、Bluetoothドーターカードを埋め込み
液晶インバータ破損(喫茶店で水掛けられた)→手配して交換
キーボード破損→秋葉原で見つけた掘り出し物に交換
HDD交換→ひそかに林檎印(笑)
ずいぶんズダボロですがまだまだ動きますから現役生活続行ですね!