目指せ3倍キル

Lv13。
近代化改修が現状のほぼ限界(駆逐艦では基本雷撃しか上がらないので…雷撃がそろそろ最大見えて来た)。
装甲が上がるわずかな例外艦以外はまた即時後送の手筈か…

以下、相変わらず謎日記
===

 泊地の近くとはいえ沖合にある前進基地と言えば体裁が立つが、実体はプライベートの無人島が軍事利用されているような小島…ともかくも自分のありとあらゆるコネなどを総動員して用意したこの場所に難点があるとすれば補給の難易度の高さがある。大型の輸送船はとても接岸できないので大発が少ないときは1回、後送すべき艦娘が居る場合ややや多めの資材を受け取るときなどは数回の往復作業に鳴る。まぁとはいえ外地の大きくもない港は大抵艀を使ってるので(軍港としてはどうだ、という話さえ聞かなければ)大した問題でもないのだが、輸送船のほうは結構大変だろう。
 ネズミ輸送と渾名される駆逐艦輸送も考えたものだが、群雲自身にはそんな気は全くないらしく、「やらない」と宣言したりもしない。考え至る、ということすらおぞましいとでも思ってるのだろうか。かくいう自分も到底彼女がそんな任務をやってモチベーションが保てるとは思わないし、そもそも艦籍上も「第一艦隊旗艦」としてめまぐるしく警邏任務をこなしている以上はそんな時間の余裕もない。
 それでも今日は特に命令して「ラバウルに海域で収容した友軍を後送し、帰りは補給物資を輸送すること」と指示した。一義は友軍の後送だからと言ってはみたものの随分とむくれて言い争いになったが、最終的には不承不承、ものすごい険のある口調で命令を受領した。こうなった以上は次の補充まで間が空くだろうし、明示的にここに補充物資を運ぶと言われない限りは、輸送艦は大発を積まない(つまり、この泊地のためにわざわざ陸軍の船舶工兵と大発を積んでくるのだ)だろう。補給がなければ自分が苦労することはわかってるのだから、群雲ともしても受けざるを得ない。それを知ってるからなおのこと不機嫌なのだ。

 そういうわけで見送りで手を振っても全く振り返りもせずにツンケンとして後方に向かって行った。だが多分返りにはそれなりに(彼女事だから態度には出さないだろうが)喜んで帰ってくるに違いない。
彼女が「最近は流石にシャワーだけだと何かと不便だ」と言っていたので、誕生日の祝いと称して舶来のバスタブを注文してラバウルに補給品と一緒に送ってもらっているのだ。洋式の風呂桶なので日本風の風呂のような使い方はできないとはいえ、きっと喜んでくれるだろう。